「労働分配率」は企業と労働者ではなく先ずは“正社員と非正規労働者の格差是正”が必要では

◆正社員よりも先ずは「正規と非正規の格差是正」を

 この度の参議院選挙で、野党が「内部留保の1%を賃上げを」と訴えていたのは記憶に新しいと思います。しかし、本質論を言えば、「内部留保の1%で非正規労働者の格差是正を」が重要ではないでしょうか。

◆野党の敗因は「正社員の賃上げ」

 当該選挙で、野党は「正社員の賃上げ」を訴えましたが、非正規労働者の件には触れていないのです。一番は、「格差」である、と正しく理解していただきたいのです。労働分配は、「非正規⇒正社員」であるべきです。「正社員の賃上げ」を優先するのは、格差がより一層拡大するだけになることを理解していただきたいのです。
※「労働分配率」=1人当たりの人件費÷労働生産性(=付加価値÷従業員数)