1日210円未満で生活する労働者

「ワーキングプア」というワードは、2007年の「流行語大賞(民間企業主催)」にノミネートこそされませんでしたが、「高学歴ワーキングプア『フリーター生産工場』としての大学院」(光文社刊)という新書で話題となる等、わが国における「ワーキングプア」は、現在進行形で大きな社会問題となっています。世界的見地からすると、「ワーキングプア」とは、表題のとおり、「1日210円未満で生活する労働者」の貧困層を指すと定義(「世界雇用報告2007年」:ILO)されています。

因みに、「ワーキングプア」と類似の「ネットカフェ難民」というワードは、前記の流行語大賞イベントにノミネートされ、当該ワードが民間放送局のオリジナルゆえ、盛んにTV放映されて話題となりました。とくにドキュメンタリーニュース等を通じ、「ネットカフェ難民」の生活の一面を垣間見る機会がありますが、その生活実態からすると、ILOが定義する「ワーキングプア」と比し、そんなに遠くない存在であると感じた視聴者も少なくなかったのではないでしょうか。

参考:ILOのHP資料。