足利事件 冤罪 再審と裁判員裁判

◆宇都宮地裁で足利事件の再審がスタート
 これまで地裁が弁護側の求めた証人尋問の一部を認め、取り調べテープ(計:15本のダビングカセットテープ)提出の検察側への命令が実現したことは、冤罪の解明に対して積極的な対応と捉えられます。しかしながら、検察側は一刻も早く結審(無罪)して終わらせたい意向とのマスコミ報道で、誤判を受けた当事者の重い気持ちへの配慮は皆無と言えます。
 残念ながら、今年導入された「裁判員制度」の対象事件には相当しませんが、このような裁判こそ裁判員裁判にて行われるべきです。裁判所は判断のミスを自分で裁く方が間違っています。この足利事件再審については、裁判員裁判で当時取調べに係った警察官、検察官、地裁、高裁、最高裁の各担当裁判官も証人として呼び、国民の目線での裁定を望むばかりです。