2013年に更に加速する“人手不足(採用難)”は企業経営を苦しめる

◆労働者は売り手市場に

 国内の人手不足は、更に厳しさを増しています。「応募者が急に激減していませんか?」。それは、日本全土で急速な人手不足に陥っている事態の表れです。この現実に、気づいていただきたいのです。

◆実際の有効求人倍率は

 有効求人倍率が定期公表されていますが、実際、「直接雇用の契約社員」はその2倍、そして「派遣社員」はその3倍として捉えていただきたいのです。それは、失業者の意識が「正社員⇒契約社員⇒派遣社員」と流れるからです。「全国計:0.90」を基にすると、契約社員は1.8倍、派遣社員は2、7倍と考えていただきたいのです。また、東京都の1.3倍では、契約社員は2.6倍、派遣社員は3.9倍ということになり、派遣社員一人当たり4件弱の求人があることになるのです。

【有効求人倍率(平成25年5月分)】

◆【全国計】 0.90 (0.89)
◆【上位10都道府県】
(1) 東京都:1.30 (1.25)
(1) 愛知県:1.30 (1.26)
(3) 宮城県:1.27 (1.29)
(4) 福島県:1.23 (1.21)
(5) 岡山県:1.21 (1.18)
(6) 福井県:1.19 (1.16)
(7) 香川県:1.15 (1.16)
(8) 富山県:1.12 (1.09)
(8) 石川県:1.12 (1.02)
(10)岐阜県:1.07 (1.05)
※但し、上記(括弧内)の数値は、前月分。
【出所】厚生労働省公表資料。