2013年の派遣労働者(派遣社員)をめぐる社会情勢

◆派遣労働者をめぐる社会情勢

 2013年も5か月を経過するところですが、雇用情勢が回復してきているにも関わらず、“派遣労働者(派遣社員)の派遣離れ”は依然として顕著です。すでに、「現在の人材派遣会社は、需給調整機能を喪失してしまった」と言っても過言ではありません。また、“派遣先企業の派遣離れ”も深刻で、数多くの企業で「人材派遣は使うな」との企業も後を絶ちません。こうした情勢は、マスコミや政治家を含め、人材派遣に対する風評なのです。

◆人材派遣の業界団体は考えを改めて欲しい

 人材派遣の業界団体は、ビジネスにおける「派遣労働者の待遇改善」や、マスコミが頻繁に呼称使用している“派遣社員”の事件報道に対して抗議すべきなのです。何でも「派遣社員だから・・・」という社会風潮が蔓延し、“ハケン”自体が差別的に扱われる風潮を醸し出しているのではないでしょうか。人材派遣業界の団体として、派遣労働者の立場を守る観点からも、現状を改善すべく努力をしていただきたいと考えます。