終身雇用と年功序列賃金が人材派遣に成長と矛盾を生んだ

◆人材派遣業界の成長を変えた「終身雇用」と「年功序列」

 約20数年間にわたる人材派遣業界の発展成長を支えてきたのは、「終身雇用制度」と「年功序列による賃金体系」であるのは否定できない事実です。バブル崩壊による“先が見えない状況”と所謂「企業のリストラ」は、翻って人材派遣業界を支えてきたと言っても過言ではありません。
 現在は人材派遣業界が“格差社会”の代名詞のように言われていますが、過去を振り返れば、派遣社員の給与は一般企業の新入社員よりもかなり高いものだったのです。それが派遣法の規制緩和により、新規参入の人材派遣会社も増え、価格競争に突入して行ったのです。その結果、人材派遣業界を長期間に渡って働いていた人の給与と、一般企業の年功序列賃金で働く同年代の給与の逆転現象が起きてしまったのです。人材派遣業界の競争と企業のコストダウン要求は、更に格差拡大に追い討ちをかけ、今の社会を作りだしてきたのです。従って、人材派遣業界が格差社会を生み出したのではなく、“社会自体が作り出した格差社会”であるという「責任」を忘れてはなりません。

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