厚生労働省の勘違いで“新卒内定率”は低迷要因に

◆「企業の採用戦略」を正しく分析して欲しい

 厚生労働省は、大卒初任給がプラスに転じ最悪期を脱したと発表(11/15:賃金構造基本統計調査)しました。2011年の大卒初任給は、「20万2,000円(前年比2.3%増)」だったとのこと。
 当該公表結果には、新卒者の内定率低迷が隠されています。なぜなら、今までは一定水準以上の新卒者を一定数採用していた企業が、現在は初任給を上げ、本当に少数で高水準の新卒者しか採用しないという意思表示と言えるからです。換言すれば、初任給に見合う新卒者しか採用しないという方針です。デフレ経済の中、“初任給上昇”で、新卒者にとって更に厳しい就職戦線になることを覚悟して臨んでいただきたいと思います。