《再考》非正規労働者の社会保険未加入を是正すべく“最低賃金の見直し”を

◆社会保険未加入の要因は「最低賃金」

 非正規労働者の社会保険未加入は、社会問題と化しています。社会保険未加入は、概して事業者側の問題と捉えられ勝ちですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

◆「最低賃金」が未加入を促進

 根本的な問題は、現行賃金で社会保険に加入した場合、生活できない水準に置かれているという現実に在るのではないでしょうか。現行の「最低賃金」で社会保険に加入して150時間働き、手取りはいくらになるでしょうか?手取り額は、10万円に届かないのです。「生活保護」以下の生活を強いられるのです。従って、本人が「社会保険には加入したくない」と言う話になるのです。政府や厚生労働省は、早期に最低賃金の見直しに着手していただきたいものです。