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2014.10.31

臨時国会で「労働者派遣法改正案(2015年)」を審議する厚生労働委員会(10月31日・午前9:00)は未開催

◆与野党対決前に与党(公明党)に足元を掬われた「2015年の派遣法改正」

 2015年の「労働者派遣法改正案」は臨時国会で審議入り(10/28)しました。しかし、厚生労働委員会で本格審議(10月31日)が始まる前に、与党である公明党の無意味な「修正案」により、厚生労働委員会は開催されず、与野党対決を見ることができませんでした。政府は、与党である公明党に足元を掬われた形です。これにより、2015年の「労働者派遣法改正案」の成立は、更に厳しい情勢になりつつあります。

【ご参照】

(2014/10/31日付:中日新聞Web記事)
◆与党、労働者派遣法案修正打診へ 民主は反対崩さず
 今国会の焦点である労働者派遣法改正案について、与党が民主党など野党に修正協議を打診する方針を固めたことが30日分かった。ただ、修正案は労働組合への説明時期の明確化など小幅にとどまる。与党は31日の衆院厚生労働委員会理事会で提案する見通しだが、民主党は修正案にも反対する姿勢で、合意は難しい情勢だ。
 政府案は、現在は3年となっている企業の派遣労働者受け入れ期間の制限撤廃が柱。民主、共産、生活、社民各党は不安定な働き方が拡大するとして対決法案に位置付け、成立阻止を目指す。