★鳩山首相辞任 “どうなる「労働者派遣法改正」”

◆“流会”となった衆院本会議

 昨日の当ブログ記事※1)で、いよいよ重要法案のひとつ「労働者派遣法改正案」の審議本番に臨むと記載しましたが、急遽、両院議員総会での“首相辞任表明(6/2)”で、衆院本会議における「派遣法改正案」審議は“流会”となってしまいました。

◆鳩山首相に“そのままお返しする言葉”

 鳩山首相は辞任事由に、(1)米軍基地「普天間飛行場移設」問題と、(2)「政治とカネ」の問題を挙げた上で《「国民が徐々に聞く耳を持たなくなった。」》と説明した言葉は、“国民の憤りを再燃させた”のではないかと、溜息をつくばかりです。首相辞任表明で目を潤ませても、“「普天間」問題”や“「口蹄疫(コウテイエキ)」問題”※2)では涙も流さない自称“宇宙人”は、辞任直前まで“命を守る政治”を訴えていましたが、“宮崎県の肉用牛の命”は守ってくれませんでした。明日からの生活に途方に暮れた宮崎県の畜産農家も、普天間の沖縄県民も泣いています。国民に聞く耳を持たせなくしたのは、“鳩山首相、あなた自身なのです!”。

◆“どうなる「派遣法改正」”

 民主党代表選挙は6月4日の予定となったようですが、果たして、「労働者派遣法改正案」審議の行方はどうなるのでしょうか。今国会会期末(6/16)を目前に、このまま「廃案」としてしまうのか、あるいは、即決で衆院通過しても、参院審議まで間に合わなければ、同様に「廃案」となってしまいます。それとも、衆院通過後、「継続審議」を決めるのでしょうか。今後の「派遣法改正案」審議の行方に刮目(カツモク)していきましょう!
【ご参照】
※1)当ブログ記事(10/6/2日付)
 :『福島瑞穂大臣罷免 連立内閣の“揺らぎ続ける政治主導”』
※2)●当ブログ記事(10/5/31日付)
 :『“家畜伝染病(口蹄疫)問題”で直面したわが国のリスク管理態勢』