厚生労働省 「役務提供契約」という偽装請負や二重派遣の是正を

 官庁は「役務提供契約」※を“請負または委託契約”にて大半の業務を発注しています。また、官庁に同調し、地方自治体においても同様に偽装請負や二重派遣が日常化しています。厚生労働省は、なぜ官庁の是正指導に動かないのでしょうか・・。
 そもそも「役務提供契約」※は、基本的に委託契約や請負契約に準じています。そのため、受注者も安易に外注に業務を丸投げという図式なのです。ところが、実際は現地の発注者から外注に指示が出ています。そして、自ずと「偽装請負」や「二重派遣」という結果を招いてしまっているのです。官が是正し、地方自治体が是正し、それから民間が襟を正すのが本来の姿ではないでしょうか。官による「役務提供契約」と民間の派遣契約を業務別に区分し、早急な改善を望むものです。官は率先して偽装請負を解消すべきです。
※委託者が専門的な知識や技能及び技術情報等の役務を提供し、受託者がこれに対する報酬を支払うことを約すことによって成立する契約。官庁や地方自治体で使われている。