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2010.11.01

厚生労働省の“大罪”は「日々紹介」が生んだ“難民労働者”

◆「日々紹介」が生んだ“究極の労働者難民”

 厚生労働省は、派遣法改正案の「日雇い派遣の原則禁止」で規制強化し、“日々紹介”なる非常識なシステムを推進し、史上最悪な“難民労働者”を産み出したのです。

◆日々紹介労働者の実態

 日々紹介で働いている労働者は“紹介会社”より日の仕事を紹介され、紹介先企業で“日雇い”として雇用され就業します。それだけを聞けば「普通ではないか」と思われますが、実態は毎日“常用雇用”のように働いているのです。仕事が無い日は何の保証も無く休まされ、「社会保険」や「労働保険」にも加入できないのです。即ち、実態は“何のセーフティネットも無い労働者”なのです。政府や厚生労働省は、その現状を全く把握していないのです。マスコミも実態を把握し、問題提議して欲しいものです。

【ご参照】

●ブログ記事(09/6/11日付)
 :『日雇い(軽作業・スポット・短期)派遣から“日々紹介(日雇い紹介)”の使用者の問題点とは【№3】』
●ブログ記事(09/6/15日付)
 :『厚生労働省 日々紹介ビジネス容認の認識を疑う【№4】』
●ブログ記事(09/9/18日付)
 :『民主党には国民目線の“派遣法改正”論議を期待』